PukiWikiを入れてみた

最近忙しくて、更新を忘れ気味ですね。

今日は、研究室のサーバにWikiを導入しようと思ってるので、どのWikiがいいのか調査してました。今検討しているのは、Wikipediaに使われているMediaWikiPukiWiki。今回はPukiWikiについて。

  • システム要件
  • ディレクトリ構成
  • インストール方法
  • バックアップ方法

などなど。ユーザが記事を編集する時の記法、などなどユーザ側については、また今度で。

1157722124*研究室のサーバ

えーと、Linuxに関しては、かなりの間そのままになってるので、近日中にはFC5に移行するつもりです。

システム要件

PukiWikiの最新バージョンは1.4.7で、その要件が

  • PHP 4.1.0以降
  • RDBは必要なし

とのこと。日本語マルチバイト対応のPHP (4.1.0以降) を利用しているので、4.1.0以降のPHPが入ってれば何でもよいとのことです。ただし、PHP 5.0以降で動作させる場合は、2004年10月18にリリースされた PukiWiki 1.4.4_php5 を使用しないといけないそうです。

PukiWikiディレクトリの構成

PukiWikiディレクトリ構成は↓な感じです。Pukiwikiの本体pukiwiki.phpや、設定情報を持つpukiwiki.ini.phpはルートにあります。各ディレクトリは→backupはバックアップ、cacheはキャッシュ、diffは差分データ、imageは画像、libはライブラリ、pluginはプラグインtrackbackトラックバック?、wikiは記事のテキストデータが保存される、、、ということでしょう。名前から察すると。

ディレクトリなどに関しては、「PukiWiki/Install/インストール方法」に書いてあります。

ディレクトリに関しては、パーミッションを適切に設定しないと、インストールが成功しないので要チェックです。

pukiwiki.ini.php の修正

インストールの前に、設定ファイルを編集しないといけません。

$modifier = 'anonymous';

編集者を自分の名前に書き換えます。日本語可です。

$modifierlink = 'http://pukiwiki.example.com/';

URLを、自分のWebサイトのURLに書き換えます。

$adminpass = '{x-php-md5}!';

上記の「{x-php-md5}!」の部分をパスワードに書き換えます。MD5で暗号化した文字列に書き換えますが、やり方は設定ファイルに書いてあります。

インストール方法

インストールは、pukiwiki.phpにブラウザからアクセスしてデフォルトページが表示できれば完了です。
念のため、インストールが正常に完了しているために、基本的なの機能が正常に動く事を確認した方がいいでしょう。

バックアップ方法

PukiWikiでは、各ページのデータが自動バックアップされてるようです。自動バックアップの設定を変更する場合は、pukiwiki.ini.phpの該当部分を修正する必要があります。

// バックアップを行うかどうか?
$do_backup = 1;

// バックアップの間隔と保存するストック数
$cycle = 3; // バックアップの間隔。単位は時間。0の場合は、間隔0。
$maxage = 120; // ストックを何個保存しておくか

バックアップからデータを復帰する場合は、バックアップされているページのソースを表示させ、手動で編集画面に貼り付けてデータを復帰させます。

えーと、ブラウザ上では、復帰はできません^^; 自分でコピペしろと。

お次は

次は、ユーザの利用面について調べていきます。
あとは、どんなプラグインが作れるのか?も調べていきます。