ETロボコンって何をするの?
ETロボコンの競技内容
ETロボコン2007の競技規約がまだ公開されていませんが、2006年度をベースにETロボコンの競技について紹介したいと思います。詳細についてはオフィシャルサイトの競技規約を参照してください。
以下のように、実際のライントレースの競走と、制御プログラムのUMLモデルの審査があります。チャンピオンシップ大会には、競技部門とモデル部門で優秀な成績を収めた数チームが参加できるので、他と違ってモデルに重点が置かれてるのがよく分かります*1。
ET ロボコン2006 では、ショートディスタンス(以下ショート)1 種目のみを競技として実施します。競技の審査項目は、タイムとモデリングの2 項目です。
タイム
ショートでは、アウトコースとインコースをそれぞれ2周したタイムの合計を競います。タイムは後述の走行タイムとボーナスタイムにより決定されます。タイムのより少ないほうが上位になります。
ショートの完走を要求としたロボットの設計モデルの優劣を競います。競技前日までに審査が行われ、競技当日にその結果と共に全モデルが掲示されます。審査基準や審査方法は別途審査委員会から呈示される内容をご参照下さい。提出内容については、別途運営委員会から呈示される内容をご参照ください。
実際の競技コース
実際の競技では、以下のようなコースを走ります。2チーム同時競走で、1チームが内側、もう1チームが外側を走ります。
どっちを走るかによって、コースが若干異なります。外側を走る上では、下側のショートカットを通ることができますし、内側だと中央のZクランクを走ることができます。
こういう難しい箇所を走ると、単純に走行タイムが短くなるだけでなく、ボーナスタイムがもらえます *2。
戦略を考える上では
やはり戦略を考える上では、各コースごとに走行戦略を用意し、コースが変わるたびに走行戦略を切り替えるというのが定石だと思います。
しかし、いかにコースの変化を判断するか、走行戦略をクラスとして用意するか、走行戦略の切り替えをいかに用意するかなどが課題でしょう。
次回の日記では少しコースの分析をします
まだ本番まで時間があるんですが、6月が忙しく十分時間が取れない可能性があるので、5月中にだいたい戦略を決めてしまいたいと思います。
ということで、4月中にコースの分析と戦略の検討を行いたいと思います。