ハウツー本を読むだけじゃ、逆に遠回りになってしまう?

青木氏も「数学や哲学といった基礎学問で得られる力は,良い設計に役立つ」と同意する。「昔,人工知能が流行ったとき,会社で数学や認知科学の本を読んでいても,誰もとがめなかった。そういう本を会社で読むのが許される職場は,今となっては貴重になってしまった。現場で読まれるのはいわゆるハウツー本ばかり。それが悪いとは言わないが,近道しようとして,逆に遠回りになってしまっているのではないか」と指摘する。

ITProにのっていたこの記事、すごいいいことを言っていますよね。
ITpro Expoってイベントで、Smalltalkで有名な青木さんの発言ですが、、

現代人って新書とかハウツー本とか、薄くて軽くてすぐ実践できるノウハウ本には手を出すけど、名著とか厚い専門書は読まないですよね。軽い本を大量に読むのも、厚い専門書を読むのも、金銭的なコストはそんなに変わらないだろうけど。

できれば、こういう数学、論理学、哲学、、、、みたいなことは学生のうちにエッセンスを吸収しておくべきだけど、、誰が教えられるだろう?とか思ってしまう。

こういうことが本当は大事なんだろうけどね。